坊守日々のお味わい

三重県四日市市にある、真宗高田派立法寺の坊守(嫁)が毎日の授かった出来事について認めております

雨雨フレフレもっとフレ・・・

先日、立法寺春のバス旅行が開催された。

 

2018年から毎年行っておるバス旅行。コロナの期間に2年ほどお休みを頂戴しておりましたが、昨年から再会しましたこの春旅行!

 

が・・・うちのごえんさん、方々で有名な雨男・・・

 

住職を継いですぐの頃、お参り先で

 

「僕は雨男でしてね。僕がきたと言うことは、そろそろ雨が降ると言うことですが、皆さま洗濯物は入れてきましたか?」

 

と話せば、クスクスと笑って下さっていたお檀家さんたちでしたが、最近ではその話を聞くと、誰も笑ってくれなくなる始末・・・

 

そんなごえんさんが参加する旅行ですので、昨年の春旅行は春の嵐の嵐山をずぶ濡れになりながら散策したわけで・・・

 

参加者様は

 

「ええ旅行やったよー」

 

とは言ってくださるものの(晴れていればもっと良かったのに・・・)とお顔に書いてあるように見えてしまう私

 

よし!!今年こそは!!

 

と意気込み、何ヶ月も前から計画を練り、参加者様を募り、準備万端!!

 

よっしゃこいや!!と迎えた旅行前日

天気予報は・・・

 

 

ええ。お察しの通り・・雨・・・

他の日は全て晴れておるのに、何故か旅行の日だけ雨・・・

 

 

なんでやねん!!!と住職の左肩にやつあたりましたとも・・・・

 

 

『世間は動いているが、自分のおもいではどうにも動かない』

『他を変えようとするのは、頑固な心のしわざである』

 

と川瀬和敬師も仰っておるように、自分の思い通りに進むことなど何もない

全てを自分の思い通りに進ませようとするのは傲慢である

 

分かってはおる・・

分かっておるつもりやけども・・・

・・・どうにかしたいやないか・・・

 

分かったつもりで、今日も天候すらも自分の思い通りにさせようと思いながら生きている。

そんな私の奢った思いを今年もごえんさんの雨男のお陰様で思い知らされた

 

 

・・・・が!そろそろ雨はお腹いっぱいやで!!